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2020

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2020.03.03

自動車高電圧環境に適した樹脂材料の選定に:電気特性に対するPA66とPBTの材料比較記事を WEBサイトに公開

ポリプラスチックス

ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス)は、このほど、自動車高電圧環境で使用可能な樹脂、PA66PBTの電気特性の比較について自社サイトに公開しました。

 

 

▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト 
https://www.polyplastics-global.com

 

▼自動車高電圧環境に適した樹脂材料 -PA66PBTの電気特性の比較-
https://www.polyplastics.com/jp/product/lines/pbt_pa66/index.html

 

■今回の記事公開の意図
現在、自動車を取り巻く環境は大きな変化の中にあり、今後はCASE (ConnectedAutonomousShared & ServiceElectric)が重要なキーワードになると予想されています。特に電動化については、各国の脱化石燃料化、排ガス規制強化などの影響によりさらに加速すると考えられます。
樹脂材料は自動車の軽量化に貢献するとともに絶縁性を持つため、電動化の進行に伴い自動車部品への使用量も増加していく可能性があります。
今回は材料選定のご参考していただけるよう、自動車の高電圧部品で一般的によく使用されるPA66と弊社のジュラネックス® PBTの電気特性について両者の比較を行い、その適性について検討しました。

 

■本記事で比較した樹脂について
高圧コネクタや端子台等で一般に使用されるPBT-GF30%およびPA66-GF33%を評価しました。比較対象の材料は以下の通りです。詳細は記事本文(下記URL)をご参照下さい。
https://www.polyplastics.com/jp/product/lines/pbt_pa66/index.html

 

(評価材料)
・ジュラネックス® PBT CG7030 (PBT-GF30%)/高電圧用途向け・高圧コネクタ等
・ジュラネックス® PBT 531HS (PBT-GF30%)/金属インサートを含む製品向け・バスバー等
・ジュラネックス® PBT 330HR (PBT-GF30%)/一般部品向け
PA66-GF33%/一般射出成形向け

* ジュラネックス® は、ポリプラスチックス株式会社が日本その他の国で保有している登録商標です。

 

■今後の展開
ポリプラスチックスはエンジニアリングプラスチックの素材メーカーです。素材メーカーならではの材料技術のみならず、成形・加工技術の開発にも積極的に取り組んでいます。今回ご紹介した材料や技術に加え、成形・加工技術を融合させた幣社の新たな発想を生産者のみなさまにお届けしたいと考えております。今後も弊社の材料情報や設計技術について、引き続き自社サイトに公開していく予定です。