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2021

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2021.06.02

TOPAS®COCを採用したPCR用マイクロプレートがAlphaGem Bio 社より発売されました

ポリプラスチックス株式会社、Polyplastics USA, Inc.

医療用実験器具の液体操作用製品の主要な企業AlphaGem Bio Inc.が、TOPAS® COCを用いたPCR板(ポリメラーゼ連鎖反応)を発売しました。

このゲノム試験向けのSBS標準96ウェルマイクロプレートには、ポリプロピレン(PP)およびポリカーボネート(PC)などの樹脂よりも高い剛性および熱安定性を持つTOPASが採用されています。

TOPASの熱安定性は、100℃までの温度サイクル試験の要件を満たしています。
さらには高い剛性によってロボット操作での使用も可能になり、光学特性(92%の透明度)によって信頼性の高いレーザー試験とリアルタイムの目視観察が容易になります。

AlphaGem BioのDale Taunk社長からは、「この射出成形で作製したPCRプレートは、ロボット操作を使用する大規模な検査機関に特に適しています」との評価をいただいています。
「COCを使用することで、自動化のニーズに対応した高い物性を持つ製品を展開することができます」とTaunk氏は述べています。

TOPASの高流動特性により、PCRプレートの他にも、診断用やマイクロ流体用の使い捨て部品の豊富なディテール設計が可能になります。ウェル数を最大化し、流路を組み込み、分析を最適化することができます。
またTOPASは、その超高純度のために、競合する材料よりも浸出物および抽出物が少ないため、最も信頼性および再現性が高い試験結果が得られます。
医療グレードのイナートな性質は、検査の反応および分析との干渉を防止し、精度をさらに高めることができます。

 

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■AlphaGem Bio Inc.について

2012年にサンフランシスコで設立されたAlphaGem Bioは、射出成形を用いたプラスチック製の実験器具の製造を専門とする、ヘルスケア用品メーカー。同社の製品はユニークで革新的と考えられており、大学、検査機関、製薬会社、ゲノム・遺伝子研究・遺伝子検査会社などで利用されています。
主要な製品には、PCRチューブ、遠心試験管、ロボットピペットチップ、および種々の他の液体操作用製品、試料貯蔵製品があります。詳細については、alphagembio.com をご参照ください。

 

■本記事に関連するSDGs項目
 
3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する