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2023

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2023.11.07

電気自動車のサーマルマネジメント:POMとPPが新たな選択肢となる理由をWEBサイトに公開

ポリプラスチックス

ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:宮本 仰、以下、ポリプラスチックス)は、「電気自動車(BEV)のサーマルマネジメント:POMと長繊維強化PPが新たな選択肢となる理由」を自社サイトに公開しました。

 

 

▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト
https://www.polyplastics-global.com/jp/

▼電気自動車(BEV)サーマルマネジメントPOMと長繊維強化PPが新たな選択肢となる理由
https://www.polyplastics-global.com/jp/approach/24.html

 

BEV冷却部品へ使用可能なPOMと長繊維強化PP:環境ニーズにも対応
自動車の冷却にはエチレングリコールを主成分とする冷却水(LLC: Long Life Coolant)が使用されています。エンジン車のLLCは通常時70100℃、オーバーヒート時は120℃以上になるため、冷却部品や配管などには金属やPPS(ポリフェニレンスルファイド)などの高耐熱樹脂が用いられていました。一方、熱源となるエンジンが無いBEVは要求されるLLC温度が100℃以下となるため、BEV専用の部品にはPOMや長繊維PPなどが使用可能となります。金属やPPSの代わりにPOM や長繊維PPを使用することで、材料コスト削減だけでなく、材料のカーボンフットプリントの低減や成形時のエネルギー削減にも貢献します。

 

■今後の展開
ポリプラスチックスでは数千時間以上のLLCへの浸漬試験を実施しており、各樹脂のデータを保有しております。またこれらのデータを活用したCAEによる設計サポートも可能です。当社ではバイオマスを活用したDURACON bG-POM※1もご用意しており、材料の環境対応もご検討いただけます。

 

1 ISCC Plus認証に従い、バイオマス原料から製造されるメタノールを活用した製品です。
詳細は当社Webサイトをご参照ください。
https://www.polycsr.com/jp/highlight/2021_01.html

 

■本記事に関連するSDGs目標