日本国内トピックス

「CSRの考え方」に沿った社会貢献活動を展開

地域ニーズに耳を傾けて
~地域のまちづくりセンター発電機を寄贈~

地域のニーズに基づいた社会貢献活動を展開したいという思いから、今年度は富士市役所を訪問しました。地域課題やニーズについてお話を伺うと、当社の社員寮跡地に建設される「富士南まちづくりセンター」で必要な備品が不足していることが分かりました。本センターは、現在も多くの従業員が居住する地区の交流場所であり、災害時には地域の防災拠点としての役割を担います。センターの機能充実と地域社会への貢献のために災害時用の発電機、炊き出し器の寄贈を行い、9月には富士市長より感謝状を授与されました。

小長井義正市長(右)と、光内富士工場長(中)、山本総務部長(左)

寄贈した発電機

子ども達に働くことやものづくりの面白さを伝える
~地域の中高校生向けに講話を実施~

日本では近年、子どもの理科離れが懸念されています。製造業を営む当社としても“将来のものづくり”を支える次世代育成のために活動したいと考え、今年度は富士商工会議所とともに地域の中高校生向けに講話を行いました。

講師
TSC
市場開発グループ
藤田 容史

富士市立吉原第一中学校
1年生クラス

地域で働くさまざまな職種の社会人を講師に招いた職業講話が行われました。当社からは「テクニカルエンジニア」として技術職の講師が参加し、業務内容や仕事の面白さを紹介するとともに、可能性に満ちた生徒達にエールを送りました。

講師
TSC
市場開発グループ
増田 深

静岡県立吉原工業高等学校
数理工学科 2年生クラス

「自動運転の現在と未来」をテーマに、当社の樹脂が採用された自動車部品の紹介や、イラストと動画を用いた自動運転のレベル別の解説などを行いました。今後の自動車業界を担う技術者に必要なスキルなど、生徒自身のキャリアに関わる話題も織り交ぜました。

従業員の「もったいない」を社会のために役立てる!
~物品寄贈イベントを実施~

当社では、従業員一人ひとりの「社会に貢献したい」という気持ちを後押しできるよう、会社として支援しています。今年度は、NPO法人に寄贈する物品を従業員から募るイベント「もったいない大作戦」を国内全拠点で実施しました。合計6回のイベントの結果、多数の食品や約120着の子ども服、日本円換算約141,000円分の外貨など多数の物資を寄贈することができました。これまでも各拠点単位ではこうした社会貢献活動を実施していましたが、全社一丸となっての活動は初めてのことでした。